1年に1回は念入りにお手入れしましょう。

レースのカーテンは少なくとも半年に1回、ドレープなどの厚地のものでも1年に1回は洗濯するようにしましょう。

最近はポリエステルなどの洗える素材が多くなっていますが、水洗い出来ない素材(たとえば収縮率の大きい綿素材や、風合いが大切なウール系の素材)もあります。洗濯の前にカーテンの裏側についている洗濯絵表示と収縮率を確認し、適切な方法で行いましょう。

(「収縮率=1%」とあれば、丈が2メートルのカーテンの場合、初回の洗濯で約2センチ縮むということです)手作りのカーテンやオーダーカーテンなど、洗濯絵表示がない場合の目安は表の通りです。素材がはっきりしない場合は、信頼できるクリーニング店で品物を見せて洗濯法を確認します。

 

⚫こんな汚れにご注意

1キッチンの油汚れは洗濯してもキレイに落ちません。信頼できるクリーニング店でドライクリーニング(石油系)をしてもらいましょう。

2タバコのヤニは水洗いでもドライでも落ちません。ポリエステルの白いレースカーテンは漂白剤である程度白くなりますが、それ以外は元の色に戻すのは不可能です。

3コーヒー・紅茶がカーテンにはねてしまったら、素早く水をつけた布で叩くようにして拭き取ります。水の代わりに洗剤液や酢を使うのも効果的です。時間が経ってからでは落ちませんので気をつけましょう。